おいしいが生きる力になる
絵本『みそしるをつくる』(ブロンズ新社)の新聞広告のコピー、
おいしいが生きる力になる
が、とてもいいと思った。
そう、「おいしい」は生きる力になる。「おいしい」は人を幸せにする。「おいしい」は心を豊かにする。
「おいしい」は人を強くし、理不尽や不条理や、その他、人を不幸せにするものに対して、人を立ち上がらせ、それらと戦う力を与えてくれる。
心が折れそうになったら、まずおいしいものを食べよう。工場やセントラルキッチンで無味乾燥に製造されたものではなくて、ちゃんと人が作った、おいしいものを食べよう。それは贅沢なんかではない。人が生きていくための必要な栄養だ。